保育士試験の子どもの食と栄養の対策から、今回も糖質の消化吸収を説明します。今回は牛乳や母乳に含まれている乳糖の消化吸収を扱います。(*^_^*)
とっても簡単なので、安心してみてください。
糖質の消化吸収 乳糖編 【保育士試験・子どもの食と栄養】
保育士試験の子どもの食と栄養の範囲から、今回は糖質の消化吸収を行います。
糖質のなかでも、ショ糖とでんぷんと乳糖で消化の方法が変わります。
ショ糖
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でんぷん
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それでは、今回は乳糖の消化吸収を説明します。
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そもそも乳糖とは? 牛乳や母乳に数㌫含まれている。
そもそもの乳糖とは何か?をまずは説明します。
乳糖とは、牛乳や母乳に数㌫含まれている糖質です。
乳糖は、単糖類であるブドウ糖とガラクトースが結合した二糖類。
乳糖のはたらき ・母乳に6㌫程度
・牛乳に5㌫程度
・乳児の脳神経組織をつくる
・カルシウムの吸収を助ける
それでは、乳糖の消化吸収を見ていきましょう。
今回も、私の手書きの体をつかいます。笑
ということで、乳糖の消化吸収を説明していきます。とっても簡単です。
乳糖の消化吸収は小腸で!! 二糖類を分解しよう。
体から入った乳糖の消化吸収は小腸で行われます。
乳糖はブドウ糖とガラクトースが結合した二糖類なので、その結合を解くことが小腸で行われるということです。(体内に吸収するには単糖類にする必要がある。)
それには、小腸の腸液に含まれるラクターゼという糖質分解酵素が使われます。
小腸のラクターゼによって、乳糖はブドウ糖とガラクトースの単糖類に戻ります。
乳糖は乳糖のままでは体に栄養として吸収できないですが、ブドウ糖とガラクトースになったことによって、体に栄養として吸収することができました。
このように、覚えることはちょっとしかないので、とっても簡単です。
乳糖の消化吸収のまとめ。
今回の乳糖の消化吸収をまとめます。
乳糖は小腸で、腸液のラクターゼという糖質消化酵素の影響をうけます。
それによって、乳糖はブドウ糖とガラクトースの結合した二糖類だったのが分かれるので体内に吸収することができるようになります。
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