食物繊維をざっくり解説【保育士試験・子どもの食と栄養】
保育士試験の子どもの食と栄養から、今回からは食物繊維を説明していきます。(*^_^*)
食物繊維は人間が消化しにくい食べ物なのでカロリーが発生しにくく、血糖値の上昇を抑えるなどの効果があります。
食物繊維をざっくり解説【保育士試験・子どもの食と栄養】
食物繊維ですが、こんな特徴があります。
・人には消化が難しい
・カロリーは0~2くらい
・腸に優しい
これらについて、どういうことなのか、これから説明します(*^_^*)
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人間が食物繊維の消化分解が苦手だから、糖質と区別されている?!
食物繊維ですが、糖質とともに炭水化物のカテゴリです。
けど、食物繊維って、草食動物にとっては糖質なのですね。
どういうことか。というと、
人間は食物繊維を消化する酵素が乏しい(便になるのでカロリーが発生しない)
から、カロリーとして食物繊維が算定されにくいだけで、食物繊維の消化酵素を持つ動物ならば、それはがっつりカロリーがあるわけです。
なので、食物繊維は食物繊維として名付けられていますが、分子的な構造では糖質になっています。
だから、炭水化物のカテゴリなのですね。★
そしてこの、人間消化しにくい食べ物のことを、難消化性成分と言います。
そして、消化されずに大腸に届くからこそ、腸の整腸作用を高める効果があります。(*^_^*)
食物繊維がおなかに優しい理由
食物繊維がおなかに優しい理由です。
・腸にいる善玉菌のエサになってくれる(腸内細菌による発酵)
・動脈硬化の予防など、体にも良い
・単純に、そのまま大腸まで消化されずに進んでくれるので便の量が増える
で、この善玉菌のエサになる食物繊維は、水に溶けない不溶性の食物繊維よりも、水溶性の食物繊維のほうが良いです。
ということで、食物繊維には水溶性と不溶性があるので、次回はそのあたりを説明します(*^_^*)
今回のまとめ。保育士試験に覚えてほしいこと
今回の食物繊維のなかから、保育士試験対策に覚えてほしいことです。
・おなかに優しい
・水溶性と不溶性がある(次回詳しく説明)
YouTubeの該当動画はこちら。