完全4度を簡単に説明するよ 幹音で半音が1個と4度の関係性
度数には種類があります。今回は、完全4度の説明をイラスト付きで進めます。
完全4度は、幹音であることを前提に、半音を1つ含んで、4度であること。では、じっくり説明しま~す!
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まず・・・。
完全4度についてお話する前に、皆様にお伝えしなければいけないことがあります。
申し遅れましたが、♯や♭の臨時記号が付いていない音のことを幹音と言います。
大事なことなので、もう一度♡
♯や♭の臨時記号が付いていない音のことを幹音と言います。
これ、絶対に覚えてください!!
おぼえた方だけ、完全4度の学習を始めましょう!!
度数には種類がある。完全4度とは幹音で、半音が1個と4度のこと
まず、前回の記事で、度数の考え方について、知ってもらいました。
www.utautaeveryday1.com
そうそう、この記事では度数の数え方についても説明しましたが、♯や♭が付いても、度数は変わらないんだよ~ って言ったじゃないですか
で、♯や♭が付いても、度数の数は変わらないんですが、♯や♭の臨時記号が付いて、幹音ではなくなると、完全系ではなくなって、増とか、減とか付きます。(これは次回説明)
なので、これから完全系についての勉強をするので、完全には絶対に臨時記号は付かないってこと、覚えてくださいね。
その上で、完全4度とは、2つの音が幹音であることを前提に、
半音を1つ含む4度です。
半音を1つ含む4度とはどういうことか、説明します。
完全4度とは半音を1つ含む4度のこと
完全4度とは、2つの音が幹音であることを前提に、半音を1つ含む4度の関係にあることです。
う~~ん。実際にやってみないと分からないので、実際にやってみましょう。
紙と、ペンを用意してください。第1回の内容にあったように、鍵盤の絵が必要です。
完全4度の条件は、
①半音が1個あること
②4度の関係であること
なので、
①半音の関係にあるのは、ミとファ。そして、シとドですね。
②では、この部分を含んだ4度の関係を探してみましょう。
・ドとファはどうでしょうか。
この絵に、直接、4度かということと、半音があるか、ということを書いちゃいます。
ド レ ミ ファ で、4度の関係ですし、ミとファの半音を含みます。なので、これは、完全4度です。
・レとソはどうでしょう。
レ ミ ファ ソ で4度の関係ですし、ミとファの半音もふくんでいるので、これも完全4度
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・ソとドはどうでしょう。
ソ ラ シ ド で4度ですし、シとドの半音があるので、これも完全4度ですね。
(ミのところごめんなさい。1回ね、シって書いた(╯⊙ ω ⊙╰ )💦)
さて、もう完全4度を探せるようになったのではないでしょうか。
完全4度以外の完全系
度数の種類として、今回の記事では完全4度について勉強しましたが、
完全4度以外にも、完全系があります。
それが、
完全1度 完全4度 完全5度 完全8度 です。
完全5度については、次回の記事で扱いますが、完全1度と完全8度は簡単なので、今からささっと覚えてしまいましょう。
臨時記号が付くと完全でなくなるから、完全1度は全くの同音
完全1度はとても簡単ですね。
ド と ド
レ と レ
完全は、第一条件として幹音にのみ言う言葉なので、
ド と ド♯ は♯という臨時記号が付いているから、
1度であっても、完全1度ではありません。(ちなみに、増1度といいます。今度説明。)
なので、完全1度は幹音であり、かつ、まったくの同音になります。
完全8度は幹音のオクターブ
完全8度は、幹音のオクターブのことです。
理由は簡単ですね。
8度はオクターブのことになります。
※詳しくは前回の記事で
なので、完全8度は、
レと高いレ ファと低いファ にようになります。
それでは、次回の記事では、完全8度について扱っていきます。
(ご質問や、わかりにくいところはコメントまでお願いしたいです。)