小規模グループケアの説明。保育士試験対策漫画ブログ。社会的養護
保育士試験対策漫画ブログ、今回は、社会的養護の範囲から、小規模グループケア(本園ユニットケア)についてを説明します。小規模グループケア施設では、本園の児童養護施設等の分園として、小規模での養育を実施するために少人数の児童を施設で養育します。
小規模グループケアとは?家庭的養護
小規模グループケアは、本園ユニットケアとも言います。
施設の分園として、本体の児童養護施設などの敷地内とか、ちかくに建ちます。
家庭的養護の一つとされている施設養護の種類です。
どうして、本園から分離して養育する必要があるのか、というと、
日本では(先進国でも)、親族の養育が受けられない児童を施設で養育するときには、
児童の社会性や、将来性のために、
出来るだけ、家庭的な環境で養育されるべきである。
という方針になっているからです。
乳児院のグループケアの形
乳児院におけるグループケアは、
児童の定員が、4~6人になっています。
ネットで、「児童養護施設の小規模化及び、家庭的養護の推進のために」
と検索すれば、このタイトルの厚生労働省によるPDFを閲覧することができるのですが、
乳児院の小規模グループケアでは、昼間は小規模グループケアで過ごして、
夜の寝るときには、本体の施設に戻るようにしている施設もあります。
児童心理施設と、児童自立支援施設の人数は5~7人
児童心理施設と、児童自立支援施設の児童の人数は、5~7人とされています。
ちょっと人数が少なめになるぶん、より手厚いケアの実施の目的があるんですね。
ところで、児童心理施設と、児童自立支援施設についてをちょっとだけおさらいしましょう。
児童心理施設
学校での関わりや家庭との関わりに適応できない、問題がある児童を、
短期間入所してもらって、ケアを行うのが、児童心理施設。(通所の場合あり。)
非行を行った、行う可能性がある児童や、家庭とかで問題がある児童を入所か、通所させて、ケアを行うのが、児童自立支援施設
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小規模グループケアはもともとの施設の近くにできる。
小規模グループケアは、もともとの本園施設の敷地内とか、近くにできます。
なので、いろんな職員が協力したり、
相互の関係が出来やすいです。
また、小規模グループケアの職員のうち1人は、本来の施設の職員です。
グループホームよりも、設置数が多い。
小規模グループケアは、グループホームよりも設置数が多い拝啓があります。
グループホームってなんやねん??って方はこちらへ。
www.utautaeveryday1.com
この小規模グループケアの設置数が多いことをデータでみるには、
ネットで厚生労働省の
【社会的養護の現状について】検索すれば、PDFの閲覧が可能です。
ここの、社会的養護の課題と将来像のところに、PDFへのリンクがあります。
児童養護施設の約半数が、小規模グループケア施設を持っている。
ということを覚えておけばOK。
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かつ、日本では、将来的に、施設養護の大半を、グループケアにしたい目標があります。
(もちろん、1番は里親委託を増加させること。)