里親は4種類。養育里親、専門、親族、養子縁組里親の違い。
里親には4種類あります。養育里親と、専門里親、親族里親、養子縁組里親の4種類です。
今回の記事でわかりやすく、簡単に説明します。
- 里親には、4種類ある。かつ、特別養子縁組はまた別物。
- 一番ベーシックな養育里親
- 専門里親は有資格者や経験者に。
- 親族里親は、叔父、叔母は若干養育里親よりになった。
- 養子縁組里親は、養子縁組が前提。
- 里親ってどんな人がなれるの?里親ガイドラインって知ってる?
里親には、4種類ある。かつ、特別養子縁組はまた別物。
さて、里親には、4種類あります。
・養育里親
・専門里親
・親族里親
・養子縁組里親
の4種類ですね。
あれれ? 特別養子縁組は?ってお話ですが、特別養子縁組は、これとはちょっと別物。
特別養子縁組は、実子と実親の関係になるので、この仲間には入らないんです。
ってことで、今回の記事では、まず、この4種類の里親の形について、それぞれ説明します。
一番ベーシックな養育里親
一番基本的な里親の形が、養育里親です。
・教育費とかは支援が入りますし、税金で養育費、里親手当も支払がされます。
・実子と里子、両方いても大丈夫。
・養育里親になるための資格はいりませんが、研修は受ける必要あり。
専門里親は有資格者や経験者に。
専門里親は、虐待経験があったり、障害を持っている児童など、特別なケアが必要な児童を養育します。
専門里親は、一応、養育里親の仲間ですが、ケアが必要な児童を養育するので、基準は厳しくなります。
ということで、こんな条件がないと、専門里親にはなることができません。
専門里親になる条件
専門里親になる条件についてです。
・3年以上の、養育里親経験か、児童福祉事業経験か、同等以上の経験
・専門里親研修
・児童の養育に専念する。
この児童の養育に専念するっていうのが、養育里親とかなり違うところです。
しかも、免許は2年ごとに更新する必要があり、養育里親の5年とは全然違うんですね。
親族里親は、叔父、叔母は若干養育里親よりになった。
親族里親は、児童の扶養義務がある家族です。(3親等)
親族里親は、もともと家族だから勝手になれるのか?とおもいきや、都道府県知事の認めが必要なのでご注意。
親族里親にも、こどもへの養育費の受け取りが出来ます。
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養子縁組里親は、養子縁組が前提。
養子縁組里親は、養子と養親(ようしん)になることを前提とした里親の形です。
養育里親研修をしてから、これも、都道府県知事の認めが必要。
養子縁組里親を希望する方は多いですが、養子縁組里親は家族になるので、マッチングに時間がかかったり、
実親との連絡が全然つかなくて、話が進められなかったり。と大変な面もあります。
里親ってどんな人がなれるの?里親ガイドラインって知ってる?
里親ってどんな人がなれるのか?
については、厚生労働省の【里親ガイドライン】に詳しく載っています。
これは、厚生労働省発行の里親委託ガイドラインです。
https://www.mhlw.go.jp/content/000477821.pdf
里親ガイドラインの15ページの、里親の認定と登録のページを読んでみてください。
・要保護児童の養育に熱意があって、児童にあたたかな家庭を与えられる。
・経済的に困窮していない。(これは親族里親以外ってことになります。)
・里親の研修を、親族里親以外うけること。
あとは犯罪などの欠格行為をしていないこと
になります。
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里親は、単身者とか、70代の高齢者でも可能です。(養子縁組里親、特別養子縁組里親以外。)