社会的養護の対策マンガ、母子生活支援施設の職員構成
保育士試験対策、今回の記事は、社会的養護の範囲から、
母子生活支援施設の職員構成についてをまとめました。
- 母子生活支援施設とは?
- 母子支援員は母子生活支援施設にしかいない職種
- 少年を指導する職員
- 心理療法担当職員は、ほかと似たルールで配置。
- 個別対応職員は、DVなどに対応します。
- 保育士は基本的にいらないけど、保育所になったらいる。
母子生活支援施設とは?
母子生活支援施設は、児童福祉法第38条に法律があります。
母子施設ですが、法律は児童福祉法に準ずるところは、注意しましょう。
母子生活支援施設は、
・配偶者のない女性
・準ずる事情のある女性
と、その子どもを、自立のために生活を支援し、アフターケアも行う施設です。
今回の記事では、職員構成についてを扱っていくので、
施設の概要については、このくらいにしましょうか。
母子生活支援施設の職員構成
母子生活支援施設には、以下の職員が置かれます。
・母子支援員
・嘱託医
・少年を指導する職員
・調理員または、これに代わるもの
・心理療法担当職員
・個別対応職員
・保育士
多いですね。
漫画もめっちゃ縦長になって、自分でも引きました。笑
それでは、以上の職員について、それぞれ説明していきます。
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母子支援員は母子生活支援施設にしかいない職種
母子支援員は、この母子生活支援施設にしか、いない職種になります。
かなりレアですね。
母子支援員は、保育士とか、実務経験を積むことによって、なることができる職種です。
とくに、保育士のように、試験が敷かれているわけではないんですね。
母子支援員は、
・母子の生活や育児を手伝ったり、
・離婚調停などの手続を手伝ったり
その母子の状況に合わせて、適切な対応を、母子に直接行う職種になります。
母子・父子自立支援員とは、全然違うので、注意してください。
母子・父子自立支援員は、施設でなく、福祉事務所で、
お金の貸付や、就業支援などを行う仕事です。
働く内容もですが、いる場所も違うんですね。
嘱託医なので、時々で良い。
嘱託医ってなに??っていうと、
何かあったときに、医師が必要なときに、医師が来てくれるように、
契約みたいにしておくシステムです。
なので、普段は、別の場所で、お医者さんとして働いてみえるんですね。
保育園もこのシステムです。
少年を指導する職員
少年を指導する職員って、なんやねん!って話ですが、
子ども達の生活環境をみたり、学習支援を行ったりする仕事です。
児童指導員とはちがいますね。
母子生活支援施設にいるのは、
少年を指導する職員(少年指導員です。)
そもそも、母子生活支援施設は、お母さんがいるので、
児童指導員はいらないんですね。(義務でない。)
※保育士は後述。
調理員か、それっぽい人
調理員か、それに代わる人を置くんです。
ちなみに、調理員か、それに代わるものを置くことは、義務になってます。
乳児院で、調理を全部委託していても、栄養士は配置義務があるように、調理っぽい人は必要のようです。
心理療法担当職員は、ほかと似たルールで配置。
心理療法担当職員は、ほかの設置基準に似ていますね。
母子生活支援施設の心理療法担当職員の設置は、
10人以上の母子に、心理療法を行うときに設置する必要があります。
母子が10人以上、ではなく、
心理療法が必要な母子が10人以上なので、
この微妙な日本語には注意してください。
個別対応職員は、DVなどに対応します。
個別対応職員も、心理療法担当職員のように、設置義務は、ある状況のときに発生します。
個別対応職員の設置義務が発生する条件は、
配偶者からのDVや、子どもに障害があるなど、個別に対応すべきであるときです。