保育士試験の科目別難易度。一番難しいのは社会福祉。簡単な科目は保育実習理論
保育士試験の科目別難易度を今回の記事では書いていきます。保育士試験で一番難しい科目は社会福祉、もっとも簡単な科目は保育実習理論です。
私は2016年の保育士試験を一発合格して、このサイトで独学勉強方法や、実際の試験の解説を書いているので、試験の動向は都度、チェックできています。
- 保育士試験の科目別難易度。一番難しいのは社会福祉。簡単な科目は保育実習理論
- 保育士試験でもっとも難しい科目は社会福祉。範囲が広い。
- 3番目に難しい。児童家庭福祉
- 4番目に難しい保育原理は保育所保育指針のクリアがポイント
- 保育士試験での難易度は普通の教育原理
- 6番目の科目は子どもの食と栄養。栄養素の働きはしっかりと暗記を。
- 7番目の科目は子どもの保健。予防注射を覚えること
- 8番目の科目は保育の心理学 子育て経験者ならば合格できる
- 保育士試験で一番簡単な科目は保育実習理論。音楽経験者はとくに有利
- まとめ。保育士試験の科目別難易度と独学での勉強方法
保育士試験の科目別難易度。一番難しいのは社会福祉。簡単な科目は保育実習理論
今回の記事では、保育士試験の科目別難易度についてを書いていきます。保育士試験のなかで一番難しい科目は社会福祉。簡単な科目は保育実習理論です。
保育士試験の科目別難易度
①社会福祉(もっとも難しい)
②社会的養護
③児童家庭福祉
④保育原理
⑤教育原理
⑥子どもの食と栄養
⑦子どもの保健
⑧保育の心理学
⑨保育実習理論(もっとも簡単)
それでは、それぞれの科目の解説と、難易度の理由を説明します。
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保育士試験でもっとも難しい科目は社会福祉。範囲が広い。
保育士試験でもっとも難しい科目は社会福祉です。
社会福祉が難しい理由ですが、なによりも、≪範囲が広い≫ことにあります。
挙げだしたらキリのない範囲の広さで、保育士試験の試験会場で、「これ、知らない!!」っていう事態が起きやすい科目が社会福祉です。
そんなワナがあるのが社会福祉なので、知らない問題が出たときは、さっさと飛ばして、次の問題に行くことがおすすめです。
https://www.utautaeveryday1.com/entry/kokusaijinnkenkiyaku20190306
社会福祉の内容も当サイトで解説しています。
2番目に難しい。社会的養護はニコイチの一つ。
2番目に難しい科目は社会的養護です。この科目は、児童福祉施設の問題が出題されることが多いので、出題範囲を絞ることはできます。
が、いかんせん、出題数が10問なので、1問一問の重みが大きい。
社会的養護と教育原理は、両方の科目に合格しないと、両方が不合格になります。(ニコイチとかいう)
ただし、社会的養護の出題範囲は、児童家庭福祉と一緒に勉強することで理解を深めることができるので、一緒に学習するようにしてください。両方の合格の可能性を引き上げることができます。
3番目に難しい。児童家庭福祉
3番目に難しい科目が児童家庭福祉です。というより、児童家庭福祉は試験の時々で難易度が変わる厄介な科目。
前回の試験は90点が余裕で取れるような内容だったのに、今回は普通に30点の人もいるのでは?と思うような、出題回での難易度が大きく変動する鬼門です。
4番目に難しい保育原理は保育所保育指針のクリアがポイント
4番目に難しい科目は保育原理です。保育原理は保育所保育指針から6割近い出題がされるので、保育所保育指針を覚えれば合格します。
保育所保育指針は、イラストで解説している参考書もあります。私も実際に読んでみて、試験勉強にも充分に使えると思ったので、記事にこの参考書の感想も書きました。
https://www.utautaeveryday1.com/entry/hoikusyosisinn20190625sannkousyohikaku保育士試験での難易度は普通の教育原理
教育原理は難易度的には普通の科目です。教育基本法は必ず押さえるようにしましょう。
教育原理は出題の10問のうち、必ず教育基本法の出題があったり、そもそも出題の範囲も少ないです。
が、2019年の前期試験で、不適切問題を出題し、保育士試験の協議会側が謝罪と、全員正解の処置をとった設問があった科目が教育原理。
https://www.utautaeveryday1.com/entry/2019SIKENN20190604FUTEKISETUHAPPYOU
こういう出来事があったことは、これから試験を受ける方に知っていただきたいと思います。
6番目の科目は子どもの食と栄養。栄養素の働きはしっかりと暗記を。
6番目の科目は子どもの食と栄養です。この科目は暗記力が試される科目です。
それぞれの栄養素の働きや、摂取量などを覚えるようにして対策することが、合格への最短距離です
7番目の科目は子どもの保健。予防注射を覚えること
7番目の科目は子どもの保健です。
子どもの保健で、絶対に覚える必要があるのは、予防注射と感染症の対策です。
ここの部分は、試験にも必ずでるところですが、なによりも、実際に保育現場で働くようになったら必ず必要になってくる知識です。
保育士として働いてから覚えるのでは遅い、重要な知識なので、必ず試験対策として頭に入れるようにしてください。
8番目の科目は保育の心理学 子育て経験者ならば合格できる
8番目の科目は保育の心理学です。この保育の心理学では、子どもの成長や、胎児から出産までの流れ等が出題されます。
なので、子育ての経験や、ちょっと子どもに詳しい、経験がある方だったら、まず、合格します。(勉強しなくても合格できるレベルのときもある。)
上の子どもの保健の科目も、子育て経験者ならば合格しやすい科目ですが、心理学はとくに安易なので8番目にしました。
保育士試験で一番簡単な科目は保育実習理論。音楽経験者はとくに有利
保育士試験で一番簡単な科目は保育実習理論です。
保育実習理論では、4割を音楽から、3割を図工から出題されます。
なので、音楽経験者は圧倒的に有利です。
残りの問題も、図工的な出題だったり、保育所保育指針からの出題なので、音楽経験者でなくても合格しやすいのも保育実習理論の良いところです。
https://www.utautaeveryday1.com/entry/kannzenn4do20190222
保育実習理論では、音楽の調の問題などが出題されるので、対策の記事は私のサイトでも書いています。
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まとめ。保育士試験の科目別難易度と独学での勉強方法
今回の記事では、保育士試験の科目別難易度を書きました。
①社会福祉(もっとも難しい)
②社会的養護
③児童家庭福祉
④保育原理
⑤教育原理
⑥子どもの食と栄養
⑦子どもの保健
⑧保育の心理学
⑨保育実習理論(もっとも簡単)
なお、保育士試験の独学学習は、このサイトでも対策を書いていますし、
独学の際の本屋さんで購入できるテキストを実際に私が読んだレビューも書いているので、参考にしてください。
https://www.utautaeveryday1.com/entry/sannkousyoKURABE20190104