学童保育のボランティアで大学生がすることと学ぶことを保育士が教えます
私は学童保育での勤務経験がある保育士です。長期休みを中心に学童保育には大学生の方のボランティアが多く来てくれます。(すっごく嬉しいです・感謝☆)。
今回は、学童で働く保育士の経験で、学童でボランティアをしてくれる大学生の方がすることと、ここで学んでもらえることを書いていこうと思います。
学童保育のボランティアで大学生がすることと学ぶことを保育士が教えます
私の学童もそうでしたが、長期休みや、普段の夕方など、大学生の方がボランティアに来てくれることがよくありました。
バイトで来てくれる大学生さんもいるんですが、バイトだと毎週何曜日とかの固定になってしまうので、教育学部の子がちょっと経験を積みたい。という理由などのボランティアもかなり多かったです。
さて、まず、は学童保育のボランティアでしていただくことを書きます。
・子ども達が教室から出たり、職員の目が届かない位置に行かないように見張り
・体調が悪そうな子どもを職員に報告
・外遊び(かなりハード)
・おやつの時間は配ったり、一緒に食べる
・お昼ご飯は自分で持ってくるとこも多い
・送迎の保護者の方に挨拶と名簿に書く
ボランティアの方にしていただきたいことは、だいたいこのあたりです。
簡単に解説していきます。
・子ども達が教室から出たり、職員の目が届かない位置に行かないように見張り
外遊びの時間は決まっているので、その時間以外に子ども達が外に出ないように目は光らせてください。見えないところでイジメが発生しないように抑止の意味もあります。
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・体調が悪そうな子どもを職員に報告
学童は休日とか、家でゆっくりしたいけど、保護者の方が仕事なので子ども達が居るところです。必然的に普段の授業よりも体調不良は起きやすい傾向にあります。
体調不良のように見えたら、子どもに声をかけて、職員に報告してください。
・外遊び(かなりハード)
小学生にもなると、鬼ごっこや野球が大人並みです。覚悟が必要です。防止は必須ですね。
・おやつの時間は配ったり、一緒に食べる
おやつの時間に配ったり、学童の教室によっては子ども達に机を拭いたりするように指導したりします。私の施設では子ども達と同じおやつを食べました。
アレルギーのある子への対応を事前に職員に確認しましょう。
・お昼ご飯は自分で持ってくるとこも多い
学童が1日ある日は給食センターが開いてないのでお弁当は持参になることが多いです。なるべく手作りが良いですね。
・送迎の保護者の方に挨拶と名簿に書く
学童は送迎のときに、子どもの出席簿を取ります。すぐに子どもの名前は覚えられないと思うので、子どもに名前を聞いたり、職員に確認をとって名簿にチェックしましょう。
また私の学童では、事前に連絡がないと普段の迎えの方以外への子どもを渡すことは出来ません。「誰の母なのか、おばあさんなのか。」把握してください。
学童保育の一日の流れ オセロをしたり、おしりたんていを読んだり
学童保育の一日の流れです。
8時~9時 保護者の方に送っていただいて登園
10時まで 自由遊び(トランプ・読書)
11時半まで みんなでペットボトルロケットなど合同の制作
12時半まで お弁当をたべる(持参)
13時半まで 自由遊び(DVDの部屋有り・読書などの静かな遊び)
※職員はこの時間で掃除と会議をする
14時半まで 中で身体を動かしたりダンスや、歌を歌ったりする
15時半まで おやつの時間(支給)
16時半まで 簡単な科学の実験をしたり、みんなの遊び
17時半まで お迎えが来て帰る。
日によってプログラムは違いますが、だいたいこんな感じです。
勉強する日もありますが、学年の違いもあるので、勉強はあまりしないです。
オセロやトランプ、日本地図のパズルなど、皆さんが一緒に遊んでくれると、子ども達も大喜びです。
おしり探偵は小学生向けで、とても大人気の勉強できる絵本(漫画)です。
学童保育のボランティアで学べること
学童保育のボランティアで学べることは、やはり、子どもならではの行動と感性だと思います。
大学生の方もそうですが、人はみんなと同時に学年が上がり、社会人になっていくので、
年の離れた兄弟などが居れば別ですが、なかなか、小さい子の姿って忘れてしまいます。
学童保育のボランティアをすることで、外遊びは体力勝負だし、かなり疲れるときもありますが、
子どもがどんな事で笑ったするのか、や
すっっごく「先生、聞いて聞いて。」ばかり言ってくること 笑
みんなでどらえもんのDVDを見てたはずなのに、急に2人の子が喧嘩してて、その理由が「その眼鏡ダサい」なこと
子ども達の世界は、私たちには最早、起こらないことが起こります。
これを見れることが、
例えば、将来教師や保育士を目指す方達には、良い体験になるのではないか。と私は思います。
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