ほいのーと保育漫画

自作のミニ漫画で保育士試験9科目・実技の内容や保育士の仕事を書いています。

学童の待機児童になったらどうする?現役保育士の私が待機児童問題を説明します。

保育園の待機児童も問題になっていますが、学童の待機児童も充分な問題である、と保育士として学童に勤務した経験がある保育士の私は思っています。今回は、学童の待機児童になったらどうすれば良いのか?についてを書いていこうと思います。


学童の待機児童になったらどうする?現役保育士の私が待機児童問題を説明します。

学童の待機児童になったらどうしたら良いのか。実際に学童での勤務経験のある保育士の私が、今回の記事で書いていこうと思います。

今回の記事の内容ですが。
・学童に優先的に入れる学年は1年生です
・低学年で学童の待機児童になったらどうする?
・高学年で学童の待機児童になったらどうする?

・学童の夏休みだけ利用は、私たちの地域では不可能です。
・私が学童の待機児童問題の現状を語ります。

この順番の内容を書いていきます。

学童に優先的に入れる年齢は1年生です

学童に優先的に入れる年齢は1年生になっています。
実際に、私が働いていた学童でも、1年生の学童の生徒が一番多かったです。

で、2年生や3年生で、学童に入りたい生徒もいましたが、申し訳ないですが、定員がいっぱいで待機児童としての扱いになっていました。

また高学年の学童の受け入れは一切しませんでした。
公立でないところなら、学童の高学年の受け入れもしているので、ぜひ、問い合わせてみてください。

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低学年で学童の待機児童になったらファミリーサポートや塾を利用する

1年生が学童に一番入りやすい年齢。とはいえ、1年生や、低学年で学童の待機児童になったら、どうすれば良いのでしょうか。

市町村のHPを見ると、
ファミリーサポートというサービスが展開されています。

このサービスは、町の人が時給800円程度で、子どもを預かってくれたりする制度です。(塾の送迎とかもOK)

市役所や、子育て相談の機会に、ぜひ、問い合わせてみてください。

また、習い事や塾の利用をしている生徒もいました。

高学年ならば小学校のクラブに入ることが良い

高学年の場合は、小学校のクラブに入ることが良いと思います。

私の地域の小学校は、小学校のクラブは任意参加ですが、野球や音楽、サッカー、読書など、たくさんのクラブがあって、沢山のこどもたちが参加しています。

夏休みだけ学童に入りたい。私の地域では無理です

私が実際に学童で働いていたときも、よく、問い合わせを受けたことが、「夏休みだけ、学童に入りたい。」という希望でした。

夏休みの1日中の間を、子どもが家で一人でいることは、とても心配ですよね。なので、とても受け入れたかったですが、

学童の教室の面積や、職員の人員都合で、これ以上の受け入れは不可能でした。それに、夏休みのみの利用を希望する方は数十人いたので。

その方々には、民間の学童の利用を選択された方もいます。

このように、夏休みだけの学童利用は、すでに、通常メンバーで定員がいっぱいで利用できない可能性があることを知っていただきたいと思います。

私が考える、学童の待機児童問題は多い

保育園の待機児童問題も問題になっていますが、私は学童の待機児童問題も問題であることも強く感じています。

そして、その問題点は多岐にわたります。

たとえば、こんな感じです。
・小学生が家で一人で待つことは危ない
・学童の施設が足らない
・学童の職員が足らない
・学童の無資格者職員が多い。

小学生が家で一人でいることって、不安ですよね。それは、私もとてもおもうんです。

だからこそ、職員を増やしたいんですけど・・・
保育士の待遇は上がらないですし(潜在保育士が多い。)、だからといって無資格者を雇うには、近年の児童事件リスクを考慮したい。

そう考えていると、なかなか、子ども達をこれ以上受けいれる環境を作ることも、努力していますが、大変です。(私は現在、障害児施設に勤務していますが。)

これらの問題解決には、国が、
・学童の職員配置基準の明記
・学童への補助を増額

などの取り組みを行う必要があると思います。
保護者の方には、もう充分、学童へのお金を入れていただいているので。

学童の待機児童になったらどうする?保育士が考えてみた。

今回の記事のまとめです。

学童の待機児童になったら、どうすれば良いでしょうか?

学童で勤務した経験のある保育士の私からのアドバイスとすれば、これらのことを順番に行ってみてください。

①民間含む、他の学童にあたる。
②市の子育て支援に問い合わせる
③そのファミリーサポート等を利用
④学年に応じて、塾やクラブも有効

近年では、保護者同士の育児協力のために、NPO法人をたてている方もいらっしゃます。