保育所保育指針の改正があった年と内容のまとめ。マンガで保育士試験対策ブログ
保育士試験対策のマンガブログ。
今回は、保育原理の科目から、保育所保育指針の改正歴についてをまとめました。
最新の保育所保育指針は、2018年のものになります。
- 保育所保育指針は、1965年に通達されてから4回改正されて、最新版は2018年
- 1965年 最初の保育所保育指針は、5領域が無かった?!
- 1999年の改定は少しだけ。アトピーやSIDS関係
- 2017年の改定で幼児教育がさらに強まった
保育所保育指針シャドーイング① 総則(1)保育所の役割まで - YouTube
保育所保育指針は、1965年に通達されてから4回改正されて、最新版は2018年
保育所保育指針は、1965年にできて、それ以降、4回改正されています。
それは、
・時代に即した保育の環境を提示すること
・前提として、幼稚園教育要領との整合性が図られること
を目的としているからです。
1965年 最初の保育所保育指針は、5領域が無かった?!
1965年に保育所保育指針が、通達されました。
通達 とは、厚生労働省が、各都道府県に通達することであり、法的な力が無いこと。ということです。
保育所保育指針は、1965年に、中央児童福祉審議会が、作成して、
1965年当時の保育所保育指針には、5領域がありませんでした。
保育所保育指針における【領域】とは、保育の内容を示した領域という意義があります。
1965年当時の保育の内容を示した領域の内容は、
子どもの発達段階に応じて、2つ~6つ程度の領域を使い分けるものでした。
スポンサー広告
1999年の改定は少しだけ。アトピーやSIDS関係
1999年の保育所保育指針の改定点は、主に、こどもの健康への注意が強められたことです。
これらへの対応の強化ですね。
2008年の改定でやっと保育所保育指針に法的拘束力がついた
保育所保育指針が法的拘束力をもったのは、実はごくごく最近のことです。
法的拘束力があるとどうなるのか?
という話ですが、一番簡単に説明するとすれば、
法的拘束力があると、「義務」の表現を盛り込むことができるんです。
実際に、保育所保育指針でも、数か所、義務表現が使われていますね。
2008年の改定ポイントは他にもあります。
・厚生労働省の告示になった(だから法的拘束力がついた)
・内容をわかりやすく整理
・わりと基本的な事柄にしぼめた
つまり、わかりやすくするための改定の意味もあったんですね。
内容を基本的なことに絞ることによって、保育所の独自性もすすめる方向性を出すことができます。