ルソーの人生と保育、教育的なポイントを保育士試験対策としてまとめたマンガ記事
保育士試験対策の漫画ブログ。今回は、ルソーについて取り上げました。
ルソーと言えば、
消極教育、自然主義
エミール、社会契約論が有名ですが、
ルソーの作品を学ぶためには、ルソーの人生から。
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なかなか信じられない人生を歩んだルソーを、今回の記事でまとめます。
- ルソーは1712年から1778年を生きた。子どもの発見と言われている。
- 孤児にしていたことも告発される。
- 幼児教育の先駆者であるルソーは、その後をひっそりと過ごした。そして、社会契約論は、フランス革命の時代へ。
ルソーは1712年から1778年を生きた。子どもの発見と言われている。
ルソーは、1712年から1778年をフランスで生きた人物です。
今日でも、ルソーは、
【子どもの発見】と言われており、教育学、
幼児教育においても、主導的な人物になっています。
そんな、こどもに優しそうなルソーですが、自分のこどもには、なかなかの冷遇だったようです。
今回の記事では、天才奇人のルソーの生涯をまとめました。
30代で5人の子どもを孤児院へ。
ルソー自体もはやくに母が亡くなった孤児でした。
かつ、ルソーはもともと裕福な家の子どもだったのですが、父が起こした事件によって、
孤児として預けられた先で長期間の苦痛を強いられ、大変な思いをしたんですね。
そして、もともと、ルソーは作曲の勉強をする音楽家だったんですが、
そこで、子どもを作って、(しかも5人)
その子ども達はすべて、孤児院に入れてしまいます。
理由は、ルソーが経済的に困窮していたからです。
しかしながら、教育の勉強をしているルソーが孤児院にいれるなんて、
その時代の孤児院は待遇が良いの?
って信じたくもなりますが・・・・
後述しますが、かなりヤバいです。
40代でエミールを書くもキリスト教に反していた。
40代で、ルソーは【エミール】を書きます。
保育士試験でもよく出題されるエミールの内容は、
エミールという人物の半生を通して(恋愛もする)
子どもは自然のなかで自発的に育てること(自然主義)
子どもは、もともと善であること。(性善説)
など、ルソーの教育観を物語風にまとめた内容でした。
エミールについては、別の記事にまとめています。
www.utautaeveryday1.com
かつ、このエミールによって、ルソーは、こどもの発見と言われているのです。
が、しかし、
ルソーは、このエミールのなかに、キリスト教への批判ともとれる文章を入れてしまったので、
逮捕状が出て逃亡します。
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孤児にしていたことも告発される。
非常に難しい時期でした。
ルソーは、エミールを発表する1762年の前に、
自分の5人の子ども達(孤児)を探したんですが、
全員行方不明であることを知ったんです。
この時代、パリでは、孤児院に入れることが多く、社会問題になっていて、
ルソーは自身の過去を悔やみ、エミールにも記しています。
それでも、ルソーは、
1762年にエミールのみならず、
社会契約論も発表します。(後日内容説明)
が、その2年後。
エミールで逮捕状がでて、逃亡していたにも関わらず、
今度は、孤児にしたことが告発されて、孤児にしたことの逮捕状が出現。
それは、住民からの告発だったんですね。
子どものためにたくさんの幼児教育を説いたルソーは、自分の子どもには、自ら関わらなかったのです。