全国保育士会倫理網領とは法的拘束力はないもの
全国保育士会倫理網領は、保育士が、保育をする上での倫理観についてが書かれた文章です。
保育士会が出しているもので、保育所保育指針のような法的拘束力はありません。
(ちなみに、保育所保育指針が法的拘束力をもつようになったのは、2008年から。)
今回は、全国保育士会倫理網領について、わかりやすく説明します。
というか・・・
全国保育士会倫理網領って、全文もすごく短いので、ぜひ、よんでみてください。
www.z-hoikushikai.com
全国保育士会倫理網領は、国の制度ではない。法的拘束力もない
まず、すごく基本的なことを説明すると、全国保育士会は厚生労働省みたいな、国の機関がだしているものでは無いです。
全国保育士会という団体が出しています。
で、もちろん、法的な拘束力はないので、これに従わなければならないってものではありません。
とっても基本的なことですが、ここもしっかり理解しましょう。
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全国保育士会倫理網領の内容 前文の3本の柱が大切
では、倫理網領の内容についてを見てみましょう。
前文自体も、5分程度で読めるような、とても短いものですよね。
この倫理網領は、こどもたちの保育を行うために、保育士として心がける倫理観について書いてあります。
とくに大切なのは、前文の中にある3本の柱です。
私たちは、子どもの育ちを支えます。
私たちは、保護者の子育てを支えます。
私たちは、子どもと子育てにやさしい社会をつくります。
子どもの育ちを支えること、保護者の子育てを支えること、こどもと子育てにやさしい社会を作ること
かつ、項目のなかでは、保育士の専門性等についても触れられています。
では、今回の記事のまとめです。
だれが・何のために・何した?コーナー |
全国保育士会倫理網領は、
だれが → 全国保育士会
なんのために → 保育士の倫理観のありかたのために
何をした? → 全国保育士会倫理網領のなかで、保育士の倫理観やあり方についての姿勢をしめした