ほいのーと保育漫画

自作のミニ漫画で保育士試験9科目・実技の内容や保育士の仕事を書いています。

2019年、平成31年の前期保育士試験が難しすぎて、もう保育士試験制度を廃止すべきではと感じる

2019年の前期保育士試験が非常に難しい問題が多かった印象でした。テキストに載っていないような問題での出題が主に児童家庭福祉に集中していて、これは、保育士協議会のほうが試験で合格させるつもりが無いのでは?と感じたのです。

それくらいなら、もう、保育士試験の制度自体を廃止すべきではないか。そう考えたので、今回の記事に内容をまとめました。

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2019年、平成31年の前期保育士試験が難しすぎて、もう保育士試験制度を廃止すべきではと感じる

2019年の前期保育士試験(この記事を書いているのは、2019年4月25日です。)、異常なほどに難しい問題が目立ったんです。

とくに、児童家庭福祉。
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障害児関係、触法少年、放課後児童クラブの問題が目立っていました。

たしかに、障害児関係施設や放課後児童クラブで保育士は勤務することができますが、しかし、保育士試験の勉強するテキストで、これらを重点的に扱っているテキストはあるでしょうか?

今回の児童家庭福祉は、テキストでしっかり勉強していた人が合格することができな設定の設題が約半数あったので、ちゃんと試験対策をした人が泣きを見る試験になってしまったんです。

正直、ちゃんと保育士試験の範囲を勉強しているのに、保育士試験のテキストに載っていないところから出題されるのならば、もはや保育士試験という制度自体を撤廃したほうが良いのではないか。と感じます。

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保育士試験の合格率は回ごとで差がありすぎる。

保育士試験の合格率は、回ごとで全然違います。2018年もかなりひどいです。

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2018年の前期保育士試験は、前期試験が3万3000人の受験で8300人が合格しています。

しかし、後期試験では、同じく3万3000人が受験したにも関わらず、4800人しか合格していません。

この回ごとの合格率の違いは明らかで、これは問題の難易度を保育士協議会を筆頭とする問題作成者側が故意に操作している。としか思えないのです。

存在する不適切問題。センターでは全員に配点措置だが保育士試験では放置している

今回の試験では、教育原理で不適切問題である可能性の問題が存在していました。

しかしながら、保育士試験では過去に2018年前期試験の社会福祉において今回以上の不適切問題がありましたが、保育士協議会はそれを放置しました。

ですので、今回の教育原理においても、不適切とする意見は受け入れず、保育士協議会にとっての適当と思われるものを正答としてくる可能性が高いです。

しかしながら、センター試験では、不適切問題の存在が認められたときには、全員に配点するなどの措置が取られています。

このような重大問題を捨て置いたまま、保育士試験を継続して良いのでしょうか。

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保育士試験の制度を撤廃して、通信教育の保育科に助成すべきでは?

前から薄々は感じていましたが、今回の試験で保育士協議会は、テキストでしっかり勉強していた受験生も落とすような問題を多数作成するという、受験生を見下している。としか思えない暴挙に出ていました。

これを受けて私は、もはや保育士試験は保育士になるための真っ当な方法として存在できておらず、保育士試験側が受験者を落とすような問題を設定しているのならば、保育士試験は廃止すべきではないか。と考えました。

保育士試験を廃止して、保育士は足りていないのだから、聖徳大や佛教大などの通信教育で保育士を、心理学や教育学までしっかりと指導している学校に対して

公的に助成金で支援し、経済的負担を緩和させたうえで、保育士を学位取得のカタチで目指してもらうほうが、保育士協議会の希望には添えるのではないでしょうか。

私がそう考えてしまうくらいには、今回の試験問題は、保育士試験問題の作成者側が意図的に難易度を大きく上げた。としか思えないのです。