漫画の保育所保育指針参考書を実際に読んで、保育士試験の保育原理勉強に使えるか評価してみた。
2019年6月現在、保育所保育指針のマンガ(イラスト付)の参考書は2冊あります。今回はその2冊を実際に読んでみた私が、どちらが保育士試験の保育原理の勉強に使える参考書になるのか。という視点で、2冊の本を比較していきます。
漫画の保育所保育指針参考書を実際に読んで、保育士試験の保育原理勉強に使えるか評価してみた。
保育所保育指針は何年に1度の改正か。などは決まっていませんが、いままでの傾向を見るとだいたい10年に1度改正がされていて、前回は2018年でした。
その新保育所保育指針に対応している保育所保育指針のイラスト付マンガ解説は2冊あります。
・イラストたっぷり やさしく読み解く 保育所保育指針ハンドブック (Gakken保育Books)
・マンガでわかる! 保育所保育指針 2017年告示対応版
今回は、どちらが保育士試験の保育原理の学習に使用できる本なのかを、実際に保育士試験を受験して合格済の私が評価したいと思います。
保育士試験の保育原理では、出題のうち、6割から7割が保育所保育指針からの出題になっています。
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イラストたっぷり やさしく読み解く 保育所保育指針ハンドブック はイラストがたっぷり使われていて、ポップな印象
イラストたっぷり やさしく読み解く 保育所保育指針ハンドブック (Gakken保育Books)は、開いてみると、すべてのページにイラストがふんだんに使われていて、ポップな印象があります。
イラストたっぷり やさしく読み解く 保育所保育指針ハンドブック (Gakken保育Books)
- 作者: 汐見稔幸
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2017/09/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
全体的にピンクとブルーで着色されているし、イラストもかわいいので、読んでいて疲れません。
が、これはマンガ形式の本ではありません。
1つひとつの項目ごとの保育所保育指針を提示し解説して、その内容にあった挿絵を沢山はさんでいる感じです。
保育士試験の保育原理の勉強で使用できるのは、イラスト解説のほう。
この2冊の本を保育所保育指針の本として紹介しましたが、保育士試験の保育原理の学習で使用できるのは、1冊のみです。
保育原理の学習に使用できるのは、前者のイラスト解説のほうで、マンガで解説しているほうについては、保育士試験の学習では対応できません。
理由ですが、後者のマンガ解説のほうは、保育所保育指針の原文を書いていません。
保育所保育指針の内容を分かりやすい文章で書いていますが、どの条文の部分なのか。という条文の番号も書いていないですし、原文がそのまま反映されているものではありません。
保育士試験の保育原理では、原文の穴抜け問題や、正誤問題が多く出題されるので、原文が載っていない後者の本では対応できないんです。
対して、前者のイラスト解説のほうは、
イラストたっぷり やさしく読み解く 保育所保育指針ハンドブック (Gakken保育Books)
- 作者: 汐見稔幸
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2017/09/05
- メディア: 単行本
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保育所保育指針の原文をそのまま載せてくれているので、保育士試験の保育原理の勉強に充分に使用できます。
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