ほいのーと保育漫画

自作のミニ漫画で保育士試験9科目・実技の内容や保育士の仕事を書いています。

雑記:作成中の保育士試験年表につける児童福祉法の改正歴が膨大すぎる件について。(^^;)

さて、保育士試験の勉強お疲れ様です。たまには、当サイトほいノのーと管理人の現状報告をするのも良いかな。と思って、今回はこの記事を書いています。


というか、いま、保育士試験の出題項目を載せた年表の作成をしているんですが、

児童福祉法の改正歴が多すぎる!!!


19545年の終戦から法律関係の年表が増えていくのは、まあ、仕方ないにしても、児童福祉法関連の項目が多すぎて多すぎて・・・


年表を作成していて、これって、かなり見にくい年表になってない?!

主に、児童福祉法のせいで。。。。


ってなってるんですよね。


ちょっと、作成中の年表をここに載せてみます。


※作成中で未完成なので、年表に記載していない項目があります。




西暦

和暦

出来事

紀元前400頃



ソクラテスの産婆術(門答法)

紀元前400頃



プラトンの国家篇(教育学) アカデメイア学園の設立





5世紀



修道院学校やギルドスクールの設立

600年頃



聖徳太子の教育観(等しく教育を。)

828

天長5年

空海綜芸種智院(民衆に教育を与える。)

1275頃

鎌倉時代の中期

金沢文庫(北条家の書庫だったもの。いまもある。)

1400頃~

鎌倉~戦国時代

足利学校(高度学問)

1400頃



世阿弥風姿花伝 能の教育観を記す

14~16世紀



ルネサンス(文化の活動)

1601



エリザベス救貧法 イギリス


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江戸時代までは、まあ、良いんです。

項目も少ないし。

江戸時代からは、日本の私塾等はもちろん、イギリスの産業革命を発端に、どんどん海外の教育者も増えていきます。




1632頃

江戸時代

林羅山朱子学の林屋塾(昌平坂学問所)を開設

1640

江戸時代

中江藤樹が翁問答を書く。陰陽学。藤樹書院の私塾

1640頃

江戸時代

山鹿 素行、伊藤仁斎など 儒学でなく古学

1640頃

江戸時代

伊藤仁斎の私塾。古義堂(堀川塾)

1657



コメニウスの大教授学が刊行 直感教授

1658



コメニウスの世界図絵(絵が入った教科書)

1693



ロックの教育論が出る 紳士教育、教育に関する考察

1700頃~

江戸時代

寺子屋で民衆教育が行われる 往来本

1710

江戸時代

貝原益軒の和俗童子訓が国内初の教科書としての位置

1750頃

江戸時代

石田梅岩石門心学

1750頃

江戸時代

本居宣長の鈴の屋塾では古典を重視

1762



ルソーがエミールを刊行 子ども期(フランス)





1779



オーベルランがフランスに幼児保護所を建てる

1780



ペスタロッチの隠者の夕暮れが刊行





1792



コンドルセが公教育の法案を提出するが不成立

1800頃

江戸時代

二宮尊徳報徳仕法(社会的経済観)二宮金次郎増の人

1800頃



ベル・ランカスター法 助教

1805

江戸時代

広瀬淡窓による咸宜園の開設 三奪の法

1806頃



ヘルバルトの4段階教授法

1816



オーウェンスコットランドに性格形成新学院を建てる

1823

江戸時代

佐藤信淵が垂統秘録を書く。慈育院を構想するが実現せず

1833



イギリスの工場法が制定

1834



イギリスで新救貧法

1838

江戸時代

緒方洪庵適塾を開設。蘭学を学べる

1840



フレーベルがドイツに世界初の幼稚園を建てる

1850頃

江戸時代

吉田松陰松下村塾では儒学等を広く教える

1867



イギリスのセツルメント運動


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1869

明治2年

松方正義の日田養育館

1869



イギリスの慈善組織協会・COSができる

1870



バーナードホームの誕生 孤児院で里親委託もする

1871

明治41年

日本で棄児養育米給与方.

1872

明治5年

学制 日本は国民みんな教育を受ける国を目指す

1872

明治5年

福沢諭吉学問のすすめが出版

1873

明治6年

養育料給付方(三つ子)

1874

明治7年

恤救規則(名目は公的救貧)

1876

明治9年

東京女子師範学校付属幼稚園 松野クララが当時の主席保母(日本初の幼稚園)





東京女子師範学校付属幼稚園の創設当時の園長は関信三

1880

明治13年

改正教育令で市町村に小学校設置義務

1882

明治15年

貧民の簡易幼稚園を作ってほしいと政府が言うも困難(宗教系の幼稚園は増える。)

1883

明治16年

池上雪江が不良少年対象の池上感化院を建てる 大阪

1885

明治18年

高瀬真卿(しんけい)の東京感化院

1886

明治21年

森有礼による小学校令、中学校令 (義務教育の開始)

1887

明治22年

石井十次の岡山孤児院が開設

1889



アメリカにハル・ハウス、ブースのロンドン調査

1890

明治23年

新潟静修学校に子守学校が併設 赤沢鍾美(日本初の託児施設)

1890

明治23年

小橋勝之助の博愛社(児童が入所する施設)

1891

明治24年

石井亮一の滝之川学園 知的障害

1890

明治23年

筧雄平が鳥取農繁期託児所を建てた

1895

明治28年

善隣幼稚園 宣教師のトムソン夫婦による貧民のため

1899

明治32年

留岡幸助の家庭学校(非行少年)

1899

明治32年

幼稚園保育及び設備規程(保育の内容は4項目)

1900



デューイがアメリカで学校と社会を出版

1900



エレン・ケイが児童の世紀を刊行

1900

明治33年

日本の義務教育の無償化(小学校令の改正)

1900

明治33年

感化法(不良行為児童の保護)

1900

明治33年

二葉幼稚園 野口幽香 森島峰 貧民のため

1900年頃



東基吉が幼稚園保育法を刊行

1902頃



ラインの4段階教授法

1907頃



モンテッソーリがイタリアに子どもの家を建てる

1908

明治41年

和田実と中村五六が幼児教育法を刊行

1908



パーカーストのドルトン・プラン

1909



第一回児童福祉白亜館会議アメリカ ルーズベルト大統領

1909

明治42年

脇田良吉が白学園を建てる 知的障害児



明治末期

小学校就学90㌫。アメリカを参考にした教育



大正時代

大正時代から教育は児童中心主義になる(戦前まで)

1911

明治44年

工場法 日本 施行は1916

1911



マクラミン姉妹がイギリスに保育学校を建てる

1911



イギリスに国民健康法

1911



コルチャックがポーランドに孤児院をたてる



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1915

大正4年

和田実が目白幼稚園を設立

1916

大正5年

二葉幼稚園は二葉保育園に名前を変える

1917



リッチモンドの社会診断

1918

大正7年

高等学校令、大学校令公布。原内閣の高等教育拡張

1918

大正7年

鈴木三重吉による赤い鳥を刊行。児童雑誌

1918頃

大正7年

北原白秋が赤い鳥で詩の創作

1920頃

大正

山本鼎(愛知の画家)自由画教育運動

1919



キルパトリックとデューイのプロジェクト・メゾット

1920頃



ウォッシュバーンのウィネトカプラン

1921

大正10年

八木教育主張講演会 自由主義教育の講演

1921

大正10年

柏倉松蔵の柏学園 身体障害

1922

大正11年

橋爪良一の家なき幼稚園 露天保育を提唱

1924



国際連盟ジュネーブ宣言

1926

大正15年

幼稚園令 勅令(保育の内容は5項目)

1929

昭和4年

救護法(旧生活保護法ができたら廃止)

1933

昭和8年

感化法→少年救護法

1933

昭和8年

児童虐待防止法制定

1934

昭和9年

倉橋惣三の幼稚園真諦

1936

昭和11年

倉橋惣三の育ての心が刊行。日本の保育を見直す

1936

昭和11年

城戸幡太郎が保育問題研究会を作る

1937

昭和12年

母子保護法制定 13歳以下の貧困シングルマザー世帯

1940頃



ホスピタリズムの提唱 スピッツ

1941

昭和17年

国民学校令 小学校からの変更。児童主義傾向にあった教育は軍国主義となる

1942

昭和17年

高木憲次の整肢療護園(身体障害)

1942



ベバリッジ報告 イギリス

1945

昭和20年

第二次世界大戦終戦


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戦後の怒濤の法律と、児童福祉法の改正歴が大変。年表が見にくくなる。。。!!


この戦後の法律と、児童福祉法の改正関係が大変ですね。

年表を作るのは、私はそんなに苦じゃないんですが、年表が見にくくないかが非常に心配です。

改善点があれば、この未完成のうちに、教えてもらえると助かります。




1945

昭和20年

戦災孤児等保護対策要綱

1946

昭和21年11月

日本国憲法の公布

1946

昭和21年

糸賀一雄の近江学園 知的障害

1946

昭和21年

生活保護法の制定。救護法、母子保護法は廃止

1947

昭和22年5月

日本国憲法の施行

1947

昭和22年

教育基本法の制定・施行(2006に全文改正をうけ旧法となる)

1946頃~

昭和21年

軍国主義教育の廃止。学問の自由を憲法で保障

1947

昭和22年

児童福祉法の制定

1947

昭和22年

児童福祉法により感化法改め救護院

1947

昭和22年

児童福祉法により少年救護法が廃止

1947

昭和22年

児童福祉法により旧児童虐待防止法の廃止

1947

昭和22年

学校教育法の制定・施行で幼稚園は学校に

1948

昭和23年

保育要領。幼児教育の手引き。12項目

1948

昭和23

保母の名称が誕生(児童福祉施設最低基準)

1948

昭和23年

児童福祉施設最低基準

1948

昭和23年

少年法

1948

昭和23年

倉橋惣三が日本保育学会を創設

1949

昭和24年

身体障害者福祉法

1950

昭和25年

保育所運営要領

1950

昭和25年

生活保護

1950

昭和25年

堀文次からホスピタリズム論争へ

1950頃



オコンの教授課程論

1951

昭和26年5月5日

児童憲章 法的拘束力なし

1951

昭和26年

社会福祉事業法(いまの社会福祉法)公布

1951



ボウルビーの乳幼児の精神衛生を発表

1950頃



スキナーのプログラム学習

1950頃



ブルームの完全習得学習

1952

昭和27年

厚生省の保育指針(保育所保育指針の前の形となる)









1956

昭和31年

幼稚園教育要領(文部省)6領域

1959

昭和34年

国民年金

1959



児童権利宣言 国際連合

1959



ブルーナーが教育の過程を出版 発見学習

1960頃



オーズベルの有意味受容学習 先行オーガナイザー

1960

昭和35年

精神薄弱者福祉法(いまの知的障害者福祉法)公布

1961

昭和36年

児童扶養手当法の制定 一人親家庭(所得制限付)

1963

昭和38年

幼稚園と保育所の関係について

1963

昭和38年

老人福祉法の公布

1964

昭和39年

幼稚園教育要領の改訂で告示になった

1964

昭和39年

母子福祉法(いまの母子および父子ならびに寡婦福祉法)

1964

昭和39年

特別児童扶養手当等の支給に関する法律の公布

1965

昭和40年

保育所保育指針が厚生省により制定(法的拘束なし)

1965

昭和40年

母子保健法の公布

1965



アメリカでヘッドスタート計画の始動

1965



ラングランが生涯教育を提唱

1966年

昭和41年

丙午で合計特殊出生率が1.58

1968



ハッチンスの学習社会論

1971

昭和46年

児童手当法の公布(所得制限付で子どもに対して)

1973



OECDリカレント教育

1981

昭和56年

生涯教育答申









1989

平成元年

ゴールドプラン

1989

平成元年

1.57ショック 合計特殊出生率

1989

平成元年

児童の権利に関する条約

1989

平成元年

幼稚園教育要領の改訂 6領域を5領域とした

1990

平成2年

保育所保育指針 上にならって5領域に。

1990

平成2年

生涯学習振興法制定

1991

平成3年

育児休業法の制定 いまの育児・介護休業法





1993

平成5年

障害者基本法の制定





1994

平成6年

日本が児童の権利に関する条約を批准

1994

平成6年

エンゼルプラン

1997

平成9年

障害者プラン

1997

児童福祉法改正

救護院→児童自立支援施設。保育料の応益負担化。放課後児童健全育成事業の法定化。保育所の選択利用契約へ。母子寮→母子生活支援施設。1998、4月施行

1999

平成11年

保母は保育士に名称変更

1999

平成11年

保育所保育指針改定 地域子育て支援との関連

1999

平成11年

新エンゼルプラン

1999

平成11年

児童売はる・児童ポ●ルノ防止法(サイト表記の保護のため、表現を濁らせています)

2000

平成12年

児童虐待防止法の制定

2000

平成12年

社会福祉法の制定





2001

児童福祉法改正

保育士は名称独占国家資格に。認可外保育施設の監督を強化。主任児童委員の法定化

2002

平成14年

少子化対策プラスワン

2003

平成15年

次世代育成支援対策推進法の制定

2003

平成15年

少子化社会対策基本法の制定

2003

平成15年

国保育士会倫理網領の明文化(全国保育士会)

2004

児童福祉法改正

要保護児童対策地域協議会を規定。次世代育成支援対策推進法等を推進。里親権限の明記。市町村の役割を明記することで児童相談所の役割を困難なケースとできた。家庭裁判所の施設入所措置は原則2年以内とする。小児慢性特定疾患治療研究事業の法定化

2004

平成16年

少子化社会対策大綱

2004

平成16年

発達障害者支援法の制定

2004

平成16年

子ども・子育て応援プラン

2005

平成17年

障害者自立支援法の制定

2006

平成18年

認定こども園法制定

2006



障害者の権利に関する条約 国際連合

2006

平成18年

教育基本法を改正。生涯学習、幼児教育を追加

2006

平成18年

障害児入所施設の利用が契約制度になった

2008

平成20年

幼稚園教育要領の改訂

2008

平成20年

保育所保育指針改定 告示となる(法的拘束あり)

2008

児童福祉法改正

子育て支援事業の追加(乳児家庭全戸訪問・養育支援訪問・地域子育て支援拠点・一時預かりの事業。小規模住居型児童養育事業を開始。家庭的保育事業の法定化。施設内虐待の防止。

2009

平成21年

教員免許法の改正で10年で更新講習を受けることになる

2010

平成22年

子ども・子育てビジョン

2010

児童福祉法改正

精神障害児を障害児定義に追加。放課後デイサービスと保育所等訪問支援の創設。一時保護児童の児童相談所所長権限の強化。2012年施行

2011

平成23年

キャリア教育・職業教育のあり方について。中央審議会

2011

児童福祉法改正

おじ・おばが養育里親に。

2012

平成24年

認定こども園法の一部改正

2012

平成24年

子ども・子育て3法成立





①子ども・子育て支援





認定こども園法の一部改正





③上記2法律の整備等に関する法律

2012

平成24年

障害者総合支援法の制定

2012

平成24年

児童福祉施設の施設および運営に関する基準となる

2012

児童福祉法改正

それまで複数あった障害児施設を一元化して施行 障害児入所施設と児童発達支援センターの始まり

2012

児童福祉法改正

難病児童を障害児に定義 保育入所を保育を必要とする児童に変更 幼保連携こども園児童福祉施設に位置づけ 

2013

平成25年

待機児童解消加速化プラン

2013

平成25年

子どもの貧困対策推進法の制定

2013

平成25年

いじめ防止対策推進法の制定

2014

平成26年

障害者の権利に関する条約の日本批准

2014年

平成26年

幼保連携型認定こども園教育・保育要領





2015

平成27

子ども・子育て支援新制度

2016

平成28年

児童福祉法の改正で児童は権利主体に

2016

平成28年

自立援助ホームの入所者で大学生等に限り22歳になる日まで利用可

2016

児童福祉法改正

第1条に児童の権利に関する条約を記載。第一義責任を保護者とする。児童相談所を一時保護の場所として記載 2016.6施行

2016

児童福祉法改正

児童相談所に児童心理士等の配置。施設入所児童の親子支援を明記。2016、10月施行

2016

児童福祉法改正

児童相談所の保護年齢等を20歳までに。児童福祉司研修の義務。特別区の指導相談所任意設置。児童心理治療施設に名称変更。養子縁組里親の法定化に伴う研修等の義務。2017年4月施行

2016

児童福祉法改正

居宅訪問型児童発達支援開始。2018、4月施行





2017

平成29年

幼稚園教育要領改訂

2017

平成29年

保育所保育指針改定 保育を必要とする子ども

2017

平成29年

新しい社会的養育ビジョンを厚生労働省が発表

2017

児童福祉法改正

2ヶ月以上の一時保護に親権者の意思が反している場合に家庭裁判所の承諾を得る義務。2018.4月施行



児童福祉法の改正のところだけ、明らかに文章量が多すぎる。(^^;)




ところで、みなさん、お盆休みですね。

勉強の具合はどうでしょうか☆??

・お盆休みが仕事の方(私の旦那もです。)
・家庭のこととかで多忙な方
・そもそも学生さん


いろんな事情のなかで、みなさん、勉強してみえるんだろうなあ。と思います。


私も実際に、3年前の試験勉強のときは、知恵熱で寝込みながら勉強するほどには勉強してました。センター以上に笑


勉強、お疲れ様です。

保育士試験の合格率はとても低いので、勉強すれば、勉強するほど不安になる方も多いと思います。


けど、その危機感をもって勉強することが合格への道だと、私は思います。