放課後デイサービスとは障害児の平日や夏休みのサービス。保育士が簡単に説明します。
放課後デイサービスって何?という素朴な疑問に、実際に放課後デイサービスに勤務する保育士の私が、今回の記事で分かりやすく説明します。
放課後デイサービスは、発達障害や体に障害がある子、病気をもっている子のための、放課後や夏休みの昼間に預かるシステムなのですね。
- 放課後デイサービスとは障害児の平日や夏休みのサービス。保育士が簡単に説明します。
- 放課後デイサービスに通う障害児は手帳が必要です。
- 放課後デイサービスは平日は夕方から、夏休みと土曜日は日中もあります。
- 利用料金は4000円程度の家庭が多いです。
放課後デイサービスとは障害児の平日や夏休みのサービス。保育士が簡単に説明します。
放課後デイサービスとは、障害をもっている児童のための、平日の学校終わりの放課後や、夏休み、土曜日の昼間のための支援施設になります。
今回の記事で、実際に放課後デイサービスに勤務する保育士の私が、放課後デイサービスがどんなところか、ということを簡単に説明しますね。
ここからは、以下の内容を書きます。
・放課後デイサービスに通う障害児は手帳が必要です。
・平日は夕方から、夏休みと土曜日は日中もあります。
・利用料金は4000円程度の家庭が多いです。
・市町村地域に5施設くらいはあると思う。
それでは、順番に説明します。
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放課後デイサービスに通う障害児は手帳が必要です。
放課後デイサービスですが、障害をもっている子のための療育施設になります。なので、施設によっても、どんな障害の子を受け入れているのかで違いがあります。
発達障害の子どもを中心に受け入れている施設もあれば、医療ケアが必要な児童の受け入れが可能な施設もあるんですね。
そして、施設の利用には、手帳が必要になります。手帳によって、自己負担額も少額で済みます。
放課後デイサービスは平日は夕方から、夏休みと土曜日は日中もあります。
放課後デイサービスは、普段は学校に通学している子たちを、平日の学校終わりや、夏休み、土曜日などに、過ごせるようにある福祉サービスになります。
なので、学童の障害を持った子バージョン。と思えば良いと思います。
放課後デイサービスの活動内容は、また別の記事で書く予定ですが、活動内容は、その子の障害特性にあった、自立を目指す、たのしい時間が過ごせる内容になっています。
利用料金は4000円程度の家庭が多いです。
放課後デイサービスの利用料金についてを説明します。
放課後デイサービスですが、利用者の保護者からのお金でなく、大半を行政からの補助金で運営しています。
ですので、保護者の方にご負担いただく料金は比較的少ないです。
世帯年収が900万以上の方は、1か月で4万円ほどご負担いただくことになりますが、
900万円以下の方は、利用回数にもよりますが、月々の負担は4000円程度が上限です。(週に5日利用しても)
※非課税世帯は無料です。
しかしながら、放課後デイサービスのおやつの費用(うちの施設では100円)、お出かけしたときの電車代等は、事前に相談しますが実費となりますので、この限りではありません。
お住まいの地域の市町村で5施設くらいはあると思います。
放課後デイサービス。っていうけど、どこにあるのか分からない。という方もいらっしゃると思います。
放課後デイサービスですが、コンビニ程度の建物で施設を運営していることが多いので、保育園みたいな大きな施設じゃないんですよね。
なので、なかなか、みなさんが目にする機会が少ないわけです。
私の住んでいる県を見た限りですが、放課後デイサービスは、基本的に、1つの市に対して、5施設程度はあるように思います。
しかしながら。。
放課後デイサービスの職員体制によって、どの程度の障害を持つ児童の受け入れが可能かが、異なります。
ですので、利用を考えていらっしゃる場合は、まず、普段通っていらっしゃる学校や、市役所等に相談に行かれることがオススメです。